更年期対策
更年期障害の主な原因は、加齢によりホルモンの分泌が減少することで自律神経が乱れることで起きます。
婦人科や心療内科でホルモン値の低下がはっきりと認められれば更年期障害と診断されます。
その治療としては、ホルモン補充療法や漢方薬、抗うつ剤、心理療法などがあります。
ホルモン療法は不足したホルモンをを薬によって補い、根本的な原因は改善されません。
またホルモン療法は副作用もあり、危険と隣り合わせの治療法ですし、経済的にも治療費にかかる負担が大きくかかります。
一方ヨガに薬のような即効性はありませんが、
副作用もありませんし、すでに諸外国ではヨガが補完代替療法として積極的に活用されています。
ヨガをやったことのある方はお分かりかと思いますが、
そのスタイルは「呼吸法」と「ポーズ」を組み合わせて行います。
深い呼吸は血流を良くして筋肉をゆるめる働きがあり、
ポーズは各関節のゆがみを改善し、リンパの流れを促します。
この組み合わせが、ヨガが自律神経を整えるのにとても最適な理由です。
また、加齢による筋力の低下も共に改善されます。
ヨガのクラスはゆっくりと動くものから
アクティブに身体を動かすものまで様々な構成があります。
これまで運動をしてこなかった方でも気軽に始めることができますし、
慣れてきたら新しいポーズにチャレンジすることで
自分の成長や変化を体感しやすいです。