ヨガの好転反応
初めてヨガのクラスに参加したあと、
眠気や倦怠感に襲われたり、頭痛、発疹、腹痛などの症状が出る方もいます。
「ヨガが体に合わない?」ととらえてしまう方もいますが、そうとは限りません。
今までヨガをしていなかった方がヨガをしたことで、
身体に溜め込んできた老廃物が出てきます。
とくに食品添加物や、薬を多く摂ってきた方は顕著に現れます。
身体と同じく、心にも「毒だし」の兆候が現れることがあります。
抱えていたストレスが「ありのままの自分」にヨガで向き合うことで
不思議と涙が溢れてくるという方もいらっしゃいます。
要するに、悪いものが表面に出てきて、一時的に、一見「悪い状態」が現れるのです。
症状が出てきたからといって、必要以上に薬に頼ったり、ヨガをやめてしまっては元も子もありません。
このような自分の「心と身体の反応」を素直に受け止めてあげましょう。
リフレッシュされた心と身体は、自分の感覚がとぎすまされ、様々なことに敏感になります。
そして心と身体を強く、鍛えていくこともまた必要となってきます。
「不調」は自分の身体を良くしようとする「免疫」
どうしても一時的に不調の症状を抑えたいときは、薬を服用することは悪いことではありません。
ただ、なるべく薬の服用は少なくしたいですね。
なぜなら、薬を飲んで症状を抑えてしまうと、自分の免疫力の働きを邪魔する可能性もあるからです。
ヨガは心身の自浄作用により、本来あるべき健康な状態に戻ります。
これまで溜め込んだものが多ければ多い程、それが表面に出たとき、好転反応の症状は大きくなります。
好転反応は、あくまで「一時的」なものです。不要なものを出し切って、
好転反応がおさまった後は、心身の状態がとても良くなります。
心も身体も少しずつコントロール出来るように練習していきましょう。