【比較】ホットヨガと常温ヨガの違い【選び方】

スタジオLIGHTでは、常温のお部屋でヨガを行っております。

ヨガ教室にはホットヨガのお教室も常温ヨガのお教室もあります。

どちらのスタジオでもレッスンを担当させていただいたので違いをご紹介していきますね。

身体への効果は変わらない 

ヨガブーム発祥でもあるアメリカで行われた実験で

24人の健康な大人に通常の気温でのヨガと、33度の気温で行うホットヨガを1時間ずつ試してもらった結果、

体感の温度や心拍数、血液に違いはなかったとのこと。

ホットヨガではより身体が柔らかく、動きやすく感じるので気持ちがいいのですが、
結果的に得られる筋肉の強さ、持久力、柔軟性、バランスは常温のヨガと変わりません。

カロリー消費は、常温でのパワーヨガと、ホットヨガが同じくらいです。


「高温で身体に強い負荷をかけることができる」

「汗をかいて、ぜい肉が燃えてる」、というイメージがありますが

実際は消費カロリーには関係しないのだそうです。

カロリーを消費すると、身体は酸素を求めるようになり、呼吸が激しくなります。

心臓は筋肉に酸素を送り、また体温を下げるために動きを強めます。


でも、ホットヨガで感じられるこうした効果は、実は常温ヨガでも同様に得られます。
ホットヨガでは確かに多くの汗をかきますが、これは脂肪が燃焼したためではなく、水分です。

筋肉の伸びの違い

ホットヨガは身体が温められるため、筋肉が伸びやすです。
(伸ばし過ぎてしまって筋肉や靭帯を痛める可能性もあります。)

常温のヨガは、正常に身体が伸びているのがわかりやすいです。
身体の声を聞きやすく、筋肉の伸びや体幹、呼吸などをよく感じながら行うことができます。
本来のヨガの効果を存分に味わえます。

交感神経と副交感神経の違い

暑い部屋の中で行われるホットヨガは、主に交感神経が優位になります。

そのため、活動的なエクササイズとして取り組みたい方に向いています。


一方、常温ヨガでは主に副交感神経が優位になるため、よりリラックスしたい方に向いています。

ご自身が「気持ちの良い」ものを選びましょう

ヨガには「気持ちよさ」がとても大切な要素です。
ホットヨガにせよ、常温のヨガにせよ、自分に合うものを選ぶのが一番効果的といえるかもしれません。


ホットヨガでは大量の汗をかくことでの気持ち良さがあり、
常温ヨガは、自分の身体の声を聞きやすかったり身体や心が徐々にほぐれていく気持ち良さがあります。

身体に負担をかけすぎないので続きやすいというメリットもあります。

価格も、続けやすさのポイントですのでご自身でよく吟味しましょう。

気になる方は、両方を体験してみてご自身に合った方を選んでみてくださいね。

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